映画作品紹介
ハート・オブ・ザ・シー を
観たユーザーからのメッセージ
観たユーザーからのメッセージ
― メッセージ1
日本で初めて、撮影から上映まで、全てデジタルで行うという、意欲的な映画。通常の映画は、フィルムにプリントして各映画館別に配るわけだが、これはそれぞれ、せいぜい数百回しか使用する機会が無く、資源面でも無駄が多く、環境によろしくない。また、上映コストを膨らませる原因ともなっているので、今後はフィルム不要のデジタル方式に、徐々に移ることになるのだろう。
上映、製作のコストが下がることで、金はないが才能はある若い製作者も、今までより世に出やすくなるわけで、我々観客にとっても一石二鳥というわけである。
『ハート・オブ・ザ・シー』は、そんなデジタル映画のさきがけとなるものだが、内容はゆったりとした時間のなかで、故郷の良さをほのぼのと描く。劇的な出来事は、1つも起こらない。日常を描いたドラマである。
唯一、地域FM局のDJ役の宮村優子の声だけが、日常からとっ外れているとは思うが、物語のいいアクセントになっているので問題はない。
登場人物は、田舎ならではの人情味に溢れている。そんな人々、何気ない日常の風景にこそ、本当に美しいものがあるという、監督のメッセージなのであろう。
クライマックスらしきものは、終盤の村おこしコンサート(?)での、杉山清隆本人による熱唱。だが、これにしたって映画的な演出など何も無く、地味なものである。『リビング・イン・ア・パラダイス』なんて曲は元々派手なのだから、その気になればいくらでもゴージャスに演出できるのだが、ここでは杉山氏が、ギター一本でしっとりと弾き語るだけだ。
下手をすると、退屈なだけのドラマなのだが、役者のみなさんの演技力が自然で、それなりに話がまとまっているのが救いであった
― メッセージ2
この映画は全体的に千葉県安房郡和田町の町と海を舞台にゆったりとした日常を描いています。
田舎ならではの結束間というか人情味にあふれたハートフルな作品で観ている時の感情は悪くない。
(ただ観る人にとってはただ退屈な映画だと思われると思いますが。。。)
だが俺はいたって普通の日本人。
海と田舎をベースにされてしまうとその情景だけで悪くは思えないというのが本音だし、心のどこかでこの映画のような穏やかな町(←実際には存在しないだろうが・・・)でゆったりと暮らしていきたいと思う自分もいる。この映画が初の主演となっている"須藤理彩"さん。
"須藤理彩"さんといえばCX系ドラマの「救命病棟24時」を思い出すが、そこでも物語の重要な役柄のナース役を見事に演じてましたし好きな役者さんの一人です。
この映画でも素晴らしい表情で自然体の演技してましたねー(^▽^)/
彼女の普通ぽっそうな存在感でなければこの映画は考えられなかったのではないかな?と思うほど。うんうん!(^-^)
だってこの映画、キレイにまとめすぎてんだもん。これでヒロイン美しかったらもうリアリティなさ過ぎて引いてしまうんじゃないかな。
脇を固める若手の演技もなかなか良かった。いたって普通な海でのヒトコマなのだが背景がまったり・ゆったりしているからそれもなかなか面白く感じてしまう。
そして忘れちゃいけないベテラン陣。海といえばこの人たちと言ってもいいんじゃないかと言えるほどの豪華キャスト。
"マイク眞木" に "ミッキー・カーチス" そして "夏木マリ" 最強でしょ?この布陣。これがまた良い味だしてるんだわ~そして海のイベントとして登場してきた"KT"こと"杉山清貴" の熱唱。ギター一本で弾き語りです。
2曲の尺だったのだが、しみじみ聴いているとなかなか良い。
(しかし劇中、"KT"って当たり前に使われてたが、"杉山清貴"が"KT"って愛称なの初めて知ったわ!これって常識なの?教えて?30歳以下の皆さん)
そうそう、、、劇中に出てくるこの作品においてなくてはならないスパイスの一つの「くじらFM」。
町の状況などをFM電波で飛ばして報告していくわけだけれども、そのDJ役はなんと今も根強く人気のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレーの声優 "宮村優子"さん なんですねー。
声聞いててどっかで聞いたことのある声だなぁ・・・とは思っていたけどキャストのページ見るまで気が付きませんでした。
感想書く前は☆3つだな。と思っていたど、なんか感想書いてたら結構良い映画だったような気がしてきた。
ちょっと甘いが、☆1つ追加で☆4つにしてまおぉ~o(*^▽^*)oエヘヘ!
― メッセージ3
今日は、大阪に行けてほんとによかったです。
終ったと同時に友達と「いい、映画やったねえー!」って、ハモッてしまいましたが、テア○ル系の知る人ぞ知る良い映画という感じがして、これから先も、ずうーーっと見たくなる映画でした。
やっぱり、カキコしてくださってたとおりに最後の映像と杉山さんの「ハート オブ ザ シー」の曲が、すばらしく合っていていました。
乾いた心も、すっと、潤いに満ちるといった感じで良い曲でしたよ。映像もきれいでした。
最初に監督さんから「何もおこらないです」と前置きがありましたが、でも主人公がほんとに故郷の人になったという事や、 日本って海に囲まれてるんだなーっと再認識させてくれたところ、海をいつまでも大切にしたいという気持ちになったところ、日常の何気ない所だけど、こころ残っているところが多いです。
杉山さんは杉山さんしてました。自然でしたよ。
全国各地つつ浦浦まで時間をかけて開催されるといいですね。
映画が好きな方には是非見ていただきたいなと思う映画でした。