映画作品紹介
白い船を
観たユーザーからのメッセージ
観たユーザーからのメッセージ
― メッセージ1
おおらかな大人たち、素直な子供達。何度も泣けたけど、何で泣いてんの自分?って不思議に感じました。ストーリーもシンプルで、悲しい話でもないです。少年たちの素直さ、見守る教師の大らかさ、伝統芸能を熱心に伝えようとする大人たち。実は「純粋さ」に感動してるのかなと気づき、端部にこそ本質が宿ると感じました。
島根の海がメチャメチャ綺麗で、映像に癒されること間違いなしですので、デジタルリマスターされたBlu-ray版でみられるをオススメします。音も素晴らしく良いです。親子で御覧になると良いと思います。
― メッセージ2
学校の教室から海が眺められるロケーションが最高です。
授業中、窓から見える外ってすごい気になりますよね。
島根の小さな小学校、授業中窓から見える定期的に表れる大きな白い船が気になって
そこからやり取りが始まり・・・
すごく夢がある映画です。
この映画に出てくる大人たちはみんな凄く子供心を理解していて、すごくおおらかな人達だなと思います。
私は漁師町の男と聞くと、海は険しいしところだし、感情が激しく、厳しいイメージを持っていましたが、
この映画の漁師さんたちはすごい優しいです!!
そこのところ、実際はどうなんですかね。
しかし、こういうのもいいですね。
子供たちがいなくなってしまう場面、あの状況だったら子供たち叱りつけ殴る親もいると思います。私はこの映画もそういう展開があるのかなって思いました。
でも大人たちは子供たちの熱い気持ちを尊重し、応援します。
危険な冒険に出た子供たちに対しては「よくやった!」と言ってやります。
子供たちを救うために大海原の中、必死で泳ぐ中村嘉葎雄さんを観れるとは思いませんでした。
体を張って泳ぐおじいちゃんの、熱くやさしい言葉に泣きそうになりました。
子供の夢をかなえてあげようと必死になる大人たちの姿を観ていると
年をとっても、いつまでも冒険心って持っていたいなって気持ちになります。
それから子供を応援する気持ちの大事さに気付かされます。
子供がいなくなってしまった最中に、先生が語り始めて子供たちにエールを送るところはそれどころの状況じゃないし、若干匂くて違和感がありましたが。
でも、先生役の中村麻美さんは、さらっとした雰囲気の女性で、清々しい空気に馴染んでてよかったです。
最後のたくさんの漁船がフェリーを追いかけるシーンが凄い素敵です。
― メッセージ3
小さなコミュニティでの普通の時間の流れに起こったエピソード。子どもならではの感性から生まれた小さな発見は、大人達の心も揺さぶり、夢や希望を膨らませた。実は子どもならではの感性は、大人にも残っていて、いつの間にか、子どもらの行動や表情に、大人達の純粋な気持ちや希望が映し出されていた。いつもの平凡でつまらなく流れる時間さえも愛おしくなれる作品。
全編にわたってゆったりとした空気が流れて非常に心地よい作品でした。少しウルッと来るシーンや実話に基づいているという事もあってか現実離れしていないストーリーが共感持てました。古き良き時代を振り返りながらのんびり楽しむには良い映画です。